幼児期や小学校低学年の段階をへて、小学校中学年(3〜4年生)になると、身体の発達面では比較的安定した時期となります。また、歩く、走る、跳ぶ、投げる、捕るなどの基礎的な動きがより洗練されていきます。さらにこの時期は、思春期の発育の準備期でもあり、スポーツに対する興味が芽生え、運動する喜びや意義、そして他者との関わりを意識するなど集団活動に不可欠な社会性に対しても理解を深めることができるようになってきます。野外活動など、自然環境を利用した遊びや身体活動を積極的に行うことも効果的です。
小学校高学年(5〜6年生)は、人生でもっとも成長の著しい思春期の入り口と言われています。個人差はありますが、身長が急速に伸びたり、心臓をはじめとする内臓器官や骨、筋肉など、運動にかかわる身体の諸機能の著しい発達がみられるようになってきます。この時期は、一生のうちで最も重要な「心身の成長の黄金時期」と言えるでしょう。また、精神面でも急速な発達がみられる反面、不安定な状態にもなりやすいので、心身の発達のバランスがとれるように配慮することが大切です。

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