ネイチャースキーと山村の生活文化体験
日中はスキーを履いて雪山の豊かな自然と出会い、夜は地元の人々との交流を楽しみながら山の暮らしの知恵を文化にふれ合う。こんな経験ができるのがネイチャースキーです。

野山一面に雪がおおわれると、普段は起伏の激しい場所でも緩やかな曲線となり、カカトの上がる歩くスキーを履くと、深い自然に分け入ることが可能になります。ネイチャースキーは年齢を問わず楽しむことが出きるのも魅力の一つ。スキーの基本的な扱い方さえ拾得できれば、子供から大人まで幅広い年齢層に親しんで頂くことが可能です。
雪の森の深い自然にふれる→

ネイチャースキーのスタートは、足慣らしからはじまります。ゲレンデスキーは体験しているが、歩くスキーは初めてという人も多と思います。
スキーの着け方、はずし方から始めます。スキーがしっかりと着けられたら、まずは平坦な雪の上を歩き、しっかりと膝を曲げ、雪をつかんでまた一歩踏み出すのが基本形。
次第に踏み出す足に体重を移動させて行くと、スーッとすべるようになります。かかとの上がるスキーによる斜面の登り方、そして降り方をゆっくりと練習し、足馴らしは終了です。
かかとの上がるスキーを履いて雪の森をわけ入ります。→

雪国には、厳しい自然環境の中で育まれたさまざまな生活文化があります。例えば、保存食として、夜にわらを編んで豆を詰め、雪の中に埋めておき2日後にはできあがる「雪割納豆」や軒下で寒風に2週間程さらしてからできあがる「シミ餅」、また、雪の上を自由に歩き回るために考えだされた「カンジキ」や、ミツバチの巣から採った蝋とイグサの芯で作った甘い香りの蜜蝋、さらに、山村に伝わる悲劇や喜劇、山の神の恐ろしい話など、その土地に伝わる民話があります。
こうした体験を通じて山村に暮らす人々の人柄にふれ、そこに流れるゆったりとした時間を感じ、しばし、その世界に遊ぶことが大きな魅力と言えるでしょう。