
野外活動を安全にたのしく指導するためのノウハウを学ぶ全国野外活動指導者研修会が開催されました
主 催
文部科学省
独立行政法人国立赤城青年の家
群馬県教育委員会
日本野外活動団体協議会










(財)日本レクリエーション協会は、文部科学省他とともに、5月27日(木)から31日まで、群馬県にある赤城青年の家で、全国野外活動指導者研修会を開催しました。全国各地より、自然の家や教育行政の職員や、ボランティア指導者など、野外活動指導に関わる幅広い方々が集まりました。
今回の目玉は、野外活動で多く取り入れられているキャンプ活動です。軍手は素材によって、どのような危険性があるのか、キャンプ用品はどの程度火につよいのかなど、実際の用品を燃やして実験するといったプログラムを日本キャンプ協会の指導でおこないました。また、山のレスキューとして、山岳救助の実際を白神山系ガイドの方からレクチャーをうけながら行いました。骨折やねんざの応急処理の方法や、搬出の仕方などを身の回りのものや自然のものをつかって行う方法を学習しました。
日本レクリエーション協会のほか、日本ユースホステル協会、日本ネイチャーゲーム協会などの団体で構成する野外活動団体協議会は、3日目にそれぞれの団体の専門性を活かしたプログラムを提供しました。日本レクリエーション協会は、「つくる」をコンセプトにしたプログラムを行いました。
まずは、森をつくる をテーマとして、森林インストラクターで、レク・インストラクターの和田邦孝さんを講師に、森の手入れの仕方や間伐の実際について、体験学習を行いました。つづいては、遊びをつくる をテーマとして、篠竹を使ったりなど自然のものを使ってできるプログラムを実施。つづいては、大阪府レクリエーション協会の横山誠さんを講師に火をつくるをテーマとして、竈のつくりかたや火のつくりかたの基本を学習。最後には、食をつくるをテーマに、簡単にできるピザや笹茶づくりを体験しました。
プログラム全体について、参加者から「つくるというコンセプトで、一環していてよく学習できた」、「間伐などの作業が遊びになることがよくわかった」「レクリエーションのこれまでのイメージをさらに魅力的にするものだった」といった評価をいただきました。
4日目の最終日には、全体の研究協議を行いました。「野外活動の可能性とそれを引き出す指導者の役割」をテーマとして、パネリストに、日本アウトワード・バウンド・協会事務局長木谷尚史さん、(社)日本ネイチャーゲーム協会理事長降旗信一さん、独立行政法人国立能登青年の家所長澁谷健治さんを迎え、コーディネーターは明治大学教授、(社)日本キャンプ協会常務理事 星野敏男さんが務めました。
来年の開催会場は未定ですが、例年は5月末から6月中旬の時期に開催します。全国の人と情報交換ができ、野外活動分野をたのしく学べる貴重な機会です。皆様の参加をお待ちしています。