以前に卓球をやっていたという施設も、今はもう高齢者施設でお元気な方でも左右に機敏に動くのには無理があり、 やめてしまったという所もあるのではないでしょうか? そうして今ではピンポン球たけが箱に入り保管されていたりしませんか?
ある日、机の上をス〜と転がっていくピンポン球に感動!“これは面白い”と思い考えたゲームです。 ピンポン球は、握りやすく、片手に納まりやすい手頃なサイズ。机の上で弾ませると「コン! コン! コン!……」 と軽やかな音をたてます。転がしても面白い音がするのをご存じですか? ゲームは至って簡単。机の上で転がして、的になる箱の中に転がして入れるというゲームです。上肢の運動にもなりますし、 的を狙っての立ち位置の研究?など意外に奥が深く、自然と考え、計算して投げたりしています。また、勢いがいいからといって 入るものでもなく、力のない方がゆっくり転がすほうが意外に的中したりして、とっても楽しいですよ。 なかなか思うように入らないときに大笑い! 「よ〜し! 私はここからやってみよう。」など簡単に転がせるだけに参加意欲も期待できます。是非一度お試しください。(織田)

ピンポン球 20個程度、卓球台または、長机(大きさにもよりますが4本くらい)、 的になるもの(カゴ、箱、あき缶、封筒など)、布ガムテーム 得点が分かるようなカード=−2,0,1、2,3,5,10,15,20等、 的に貼るサイズで作ります。サイズは自由です。
長机を横3本くらい、縦に2本くらいが目安でしょう。的との距離は長いほど難しくなります。 慣れてきたら一本づつ足して少し長くしても面白いですよ。*もちろん卓球台があればそれでOK!。
的をよく狙って 「今日は皆さんとこのピンポン球を使ってゲームをやってみたいと思います。 やり方はとっても簡単です。この位置(机の端)からピンポン玉を転がして机の向こうの端にある的に入れるゲームです。 お一人10球転がしていただきます。転がし方は自由です。的に入るように、転がしたり、弾ませたり、工夫てみて下さいね。 的には得点が付いていますの最後に合計します。入りそうで意外に入らないので、皆さん頑張ってみて下さい。
それでは○○さんから始めましょう。 ヨッ!」 スー(ピンポン転がる)。カ〜ン(空き缶に入る)。 入りましたよ! いい音がしましたネ〜。音はいいんですが空き缶は5点。さあ、もう少し高い得点を狙って行きましょう。」 「2球目はどうでしょう。 それ〜!… 残念。場外(机から落ちる)。転がす位置はどこでもいいですのでお好きな角度から 転がして下さいね」。○○さんいろいろ立を研究している「そこから転がしてみますか? それでは。せ〜の」 「お見事、難関の小箱に入りました!ここに入れるのは、タイミングもありますが、かなりの技術がないとはいらない所です。 さあ最後もこの調子で… せーの」 「的の間に落ちてしまいました。このピンポンは強く投げたからといって入るものでもなく、 やさしく転がした方が入る場合もありますので、いろいろ試してみて、ご自分と合う転がし方を見つけて下さいね」 <途中省略> ○○さん8球投げ終わる。
<素朴な疑問> 転がし方は?
自由です。ピンポンを軽く上から握るかたちで、そのまま少し勢いをつけて的に向かって転がすと比較的平行にいきます
★ポイント 的に一工夫を!
的はあえていろんなものにしてみましょう。ピンポン球が落ちると音がでる“おせんべいの空き缶”や、 小さくて入るかどうか微妙、だけど高得点の“紙コップ”、入る確立がたかいけど得点が低い“ざる”など工夫次第です。
セットするときは、横との感覚を少しあけてセットしましょう。的と的との相手に「ぽとん!」と落ちるのもおもしろいですよ
★ポイント
「どうしても入らない」ときなどの、対策や言葉かけは大切です。
得点を競うだけでなく、それぞれの方が何か目標をもって転がせるよなアドバイスしてあげてください。 ある方向を決めて転がすだけでも十分リハビリになっていますし、入らなくても真っ直ぐ転がすことはかなり難しいはず。
どうすれば入るようになるかを一緒に考えてみてくださいネ。
例:まず5点のところに2つ、 20点のところに1つ入っています。いくつになりますか?
という感じです。多い場合は少しずつ足していきましょう。
さあ、的に入った○○さんの球の得点を集計しましょう。5点の空き缶に2つ、1点の大ざるに1つ、 20点の難関の小箱に1つ入っています。何点になりますか?
『41点!』(参加者から声があがる。「○○さん41点。好成績です。さあ続いて△△さんのどうぞ!」<途中省略>
6人のゲームが終わる。
うまくはいるかな「皆さん終わりましたので一緒に結果をみてみましょう。 <途中省略>○ ○さん40点!△△さん38点 ……・
今回は□□さんの77点がトップでした!おめでとうございます。
このゲームは、机の段差や微妙な角度によっても変化しますし、的のセットの位置によっても全く違う結果になります。 今回あまりいい的に入らなかった方も、的の位置や点数を変えることでチャンスが出てきます。
それでは第2回戦!今度は皆さんと一緒に的の位置を決めてやってみましょう。
(感想などを伺ってもいいですね)
*以下、同じように行う
皆さんが投げ終わりましたので、結果をみてみましょう。 赤チームは3組、青チームは2組で、チームでの勝敗は赤チームの勝ち! おめでとうございます。
さあ、続いて総合得点をみてみましょう。赤チームは99点!青チームは131点。総合得点では青チームの勝ちです! 双方チーム仲良く引き分けということで無事終了です。
本日はボールを使っての<シート・ボウリング>を体験していただきましたがいかがでしたか? (感想などを伺ってもいいですね)それでは、本日のゲームを終わりたいと思います。皆さんありがとうございました!
* 片マヒの方は、動きやすい手で行ってもいいですし、動きにくい方の手で、リハビリがわりに無理ぜずに少しずつ動かす感じで 進めてみるのも良いでしょう。
* 10個のピンポン球は、転がらないように箱などにいれ、箱ごと次の方へ渡していくと良いでしょう
的付近の机の両端に、30×10㎝ほどの囲いを付けます。
上手になると囲いに当てて的を狙ったりすることも出来ます。また逆に、どうしても左へ偏ったり、 落ちてしまう方にとっても<囲い>があると安心し転がせるいう効果もあります。これは、
2回戦以降で付けた方がいいですネ。
今回紹介したものほんの一例です。遊び方やルールはお使いいただく方の工夫しだいで広がります。